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一度は乗ってみたい。2015年時点で乗れる寝台列車。

旅は目的地を楽しむのも勿論ですが、その旅路もまた楽しいものです。グリーン車ですら未だにワクワクできますが、やはり次にターゲットとして考えているのが「寝台列車」です。

新幹線開通などにともない、数が減りつつある貴重な寝台列車。今回は、2015年現在運行している寝台列車をご紹介します。

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2015年時点で乗れる寝台列車5選

はまなす

急行はまなす
急行はまなす posted by (C)sachikaze

レトロな雰囲気漂う青い車体の、札幌―青森間で運行されている国内唯一の夜行急行列車です。種類豊富な車両編成となっているのが特徴です。

・自由席 3、7号車
一般的な座席の車両です。

・ドリームカー(指定席)5、6号車
フルリクライニングシートになっていて楽な姿勢で寝ることができます。

・カーペットカー 4号車
寝台料金不要で、枕と毛布つきで横になることができます。冬には電気カーペットも用意される嬉しいサービスがあり、人気の車両です。
 
・B寝台車 1、2号車
はまなす内で最高グレードの車両です。昔ながらの、年季の入った寝台車は風情があります。
二段ベッドが向かい合わせに並んでいて、一つ一つのベッドがカーテンで仕切られています。女性専用席も用意されていますので安心してご利用いただけます。
 
長年にわたり愛されてきたはまなすは、2016年春の北海道新幹線の開業にともない廃止になる可能性もあるといわれています。国内唯一の夜行急行列車、廃止になってしまうまえに、ぜひ一度は乗っておきたい寝台車です。

サンライズ出雲・瀬戸

JR-West 285-seriesJapanese Wikipedia user DD51612 [GFDL or CC-BY-SA-3.0], via Wikimedia Commons

東京―岡山間は出雲号と瀬戸号が連結して14両編成で走り、岡山―出雲市間、岡山―高松間は出雲号、瀬戸号それぞれ7両編成ずつに分かれて運行される2階建の特急型寝台列車です。

・ノビノビ座席 5・12号車
寝台ではありませんが、指定席料金だけで横になれる座席です。横になったとき、頭の部分が隣と区切られていて、個室のようにご利用いただけます。

・B寝台「サンライズツイン」 4・11号車の1階
2人用の個室で、夫婦や恋人同士の旅行者にオススメです。

・B寝台「シングルツイン」 1・2・6~9・13・14号車
天井が高い個室になっていて、上段には補助ベッドがあり、2人でもご利用可能です。下段のベッドは、折りたたむとソファにもなります。

・B寝台「ソロ」 3・10号車
一人用個室です。リーズナブルに、快適に寝台列車での旅を満喫できます。部屋はベッドのみです。

・B寝台「シングル」 1・2・5~9・12~14号車
ベッド、テーブル、オーディオのコントロールパネルもあります。上段の部屋では星空を眺めることも可能です。

・A寝台「シングルデラックス」 4・11号車の2階
サンライズ出雲・瀬戸内で最高に贅沢な寝台です。ベッド、デスク、洗面台にシャワールームも完備されています。ゆったり快適な旅が約束されます。

サンライズ出雲・瀬戸は、ビジネスホテルのようにおしゃれな作りになっており、寝台は個室で、周りを気にせず快適に過ごすことができますので、女子旅にも最適です。寝台列車、抵抗があったという方も安心して楽しめそうですね。

ななつ星in九州

Seven Stars in Kyushu at Aso Station 20131103By Rsa (Own work) [GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html) or CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/)], via Wikimedia Commons

半年ごとにコースが変わる、九州各地を巡る観光を目的とした寝台列車です。内装、外装ともに上品な雰囲気漂う、大人のための寝台列車です。

・ラウンジカー「ブルームーン」 1号車
ピアノの生演奏を聴きながら、ゆったりとソファにくつろぎ、景色を眺めたり、乗車客と談話したりすることができます。夕食の時間はダイニングに、その後はバーになります。

・ダイニングカー「ジュピター」 2号車
お食事には九州の旬な食材が並びます。夕食時のドレスコードはセミフォーマルとなっています。

・スイート寝台車 3 – 6号車
高級ホテルのような豪華なインテリアと広さの個室です。シャワールーム、洗面台、トイレ、テレビ、クローゼット、タッチパネル式のエアコンが完備されています。ベッドは日中ソファになります。
トンネル以外ではインターネットもご利用可能です。冷蔵庫の飲み物は無料で飲むことができます。

・DXスイート寝台車 7号車
他の部屋の2倍の広さがあり、大きな窓から景色を存分に楽しむことができます。ベッドの周りには組子の格子戸が使われており、高級感あふれる豪華な個室になっています。

ななつ星in九州で高級感あふれる優雅な時間を過ごすとともに、九州の魅力にふれてみてはいかがでしょうか?

カシオペア

kashiopea

上野―札幌間を走るカシオペアは、全席2人用個室の贅沢な寝台特急です。銀色に輝くボディが特徴の、新しい寝台列車です。

・カシオペアコンパート 4号車
バリアフリーになっていて、車いすでもご利用可能です。洗面台、トイレ、2段ベッド完備の個室です。

・カシオペアツイン 4~11号車
洗面台、トイレ、テレビ、BGM放送つきの用個室です。スイート車両と同じ、ウェルカムドリンクとアメニティグッズのサービスがあります。

・カシオペアデラックス 2号車
シャワールーム、クローゼット、洗面台、トイレ、ツインベッド完備の個室です。エキストラベッドもあるので、3名でもご利用可能です。
ベッドをたたむと1人掛けソファ2脚と長いソファ1脚となり、リビングのようにゆったりと過ごすことができます。
 
・カシオペアスイート 1~2号車
1号車1番は車両の先頭部分を独占できるカシオペア内の一番贅沢な個室です。一番人気のためチケットは入手困難ですので、ご予約の際はおはやめに。
2号車2,4番はメゾネットタイプで、1階が寝室、2階がリビングとなっています。どちらもシャワールーム、洗面台、トイレ、テレビ、クローゼットなどを完備していて、ミニバーセットとアメニティグッズ、部屋着のサービスがあります。

・ラウンジ 12号車
ソファでくつろぎながらゆったりと景色を眺めることができます。飲みものやおつまみの自動販売機もあります。

・ダイニングカー 3号車
流れる景色を眺めながらフランス料理フルコースディナーを堪能できます。

いままでの寝台列車の常識を覆す、サービスもお部屋も非常に豪華なカシオペア。非日常的で贅沢な列車の旅を味わえそうですね。

特別なトワイライトエクスプレス

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2015年3月多くのファンに惜しまれながら運転終了したトワイライトエクスプレスは、2015年5月より、団体戦用臨時列車、特別なトワイライトエクスプレスとして再出発しました。
 
・A寝台個室「スイート・ロイヤル」 1~4号車
人気のあったスイートとロイヤルのみの客室に再編成されています。スイートはツインベッド、ロイヤルはセミダブルベッドの2人用個室です。

・サロンカー 5号車
大きな車窓から景色を眺めることができます。夜はバーラウンジになり、ゆったりとした時間を楽しむことができます。
  
・食堂車
さらにグレードアップした本格的なフランス料理を堪能できます。

2017年春にはTWILIGHT EXPRESS瑞風が誕生予定です。伝統を受け継ぎながらも、進化していくトワイライトからますます目が離せません。

以上、人生で一度は乗りたい憧れの寝台列車をご紹介しました。
日常の喧騒から離れ贅沢な時間を味わうことのできる寝台列車で、日ごろ頑張っている自分へのご褒美に優雅なひと時をすごしてみてはいかがでしょうか。

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