ウィスキーというとビールや焼酎・日本酒に比べて高級感がある飲み物として認識されています。勿論高級なウィスキーもありますが最近ではハイボールブームも手伝い身近に感じる機会も増えてきています。
また外国の飲み物としての印象もありますが日本各地でもおいしいウィスキーをたくさん製造しております。そしてそのウィスキー蒸留所も日本各地にあり見学する事もできます。コアなファンでなくても飲む機会はあると思います。
そのウイスキーがどうやって作られているのか見てみるのは面白いものです。
ウイスキー蒸留所へ行ってみよう
ウイスキーの概要・予備知識
ウィスキーには高級な感じがありますが昨今のハイボールブームで身近に楽しめる飲み物として認知されています。そもそもウィスキーとはどういった飲み物なのかというと、蒸留酒の一種で大麦・ライ麦・トウモロコシなどの穀物を麦芽の酵素で糖化させ発酵・蒸留させたものとして定義されています。
種類としてはモルトウィスキー(大麦のみの原料)アメリカンウィスキー(大麦が51%以上)などがあり土地によっての区分でスコッチウィスキー、アイリッシュウィスキー、アメリカンウィスキー(バーボン・テネシーなど)、そしてジャパニーズウィスキーがあります。それは土地に合わせて味や醸造方法が違う事も関係していると思います。
日本における見学のできるおすすめウィスキー蒸留所
日本には全国に数か所の有名なウィスキー蒸留所があります。その中には見学が出来る蒸留所もあり、サービスも充実しているのでお出かけスポットしても秘かな人気です。
また日本のウィスキーの区分としてトリス・レッドの比較的価格の安い物からオールド・リザーブの手頃な価格の物、山崎・響きの高価な物と大雑把に分けられています。
サントリー白州蒸留所
http://www.suntory.co.jp/factory/hakushu/
山梨県にあるこの蒸留所はジャパンウィスキーの牽引役であるサントリーの蒸留所の一つになります。
この施設はファクトリールーム・BAR・博物館・バードサンクチュアリー(渡り鳥が見れる為)があります。自然の中に佇むこの施設は何か懐かしくもほっとする部分もあります。工場見学はガイドによる丁寧な説明があり見学の後にウィスキーのテイスティングもあるのでより一層楽しめます。
レストランは大自然の中で季節の料理を楽しむことが出来ます。BARでは白州・山崎・響を堪能できます。博物館で日本のウィスキーの歴史を学ぶ事が出来るので一日中ウィスキーに浸る事が出来ます。
ニッカ余市蒸留所
http://www.nikka.com/distilleries/yoichi/gallery/
この施設は北海道の小樽にあります。北海道の広大な土地の中でウィスキーの製造方法や生い立ちなど博物館やガイドツアーを通して楽しむことが出来ます。
見学の種類もガイドツアーやマップを使ったフリーの見学が出来るので自分が見たいところをじっくり見る事が出来ます。又、蒸留所内で食事が出来る施設もあるので食事も楽しめます」。歴史ある建物も魅力的で、ウィスキーの樽酒の試飲も出来ますし、樽の前での記念撮影も出来ます。
札幌から車で行くこともできますので観光コースに組み込んでみると面白いかもしれません。上記ウェブサイトの写真ギャラリーは素敵な写真が沢山でオススメです。
マルスウィスキー蒸留所
http://www.hombo.co.jp/factory/shinshu.html
信州長野にあるこの施設も大自然の中にある施設です。この施設の特徴は限定ウィスキーの他にブドウワインや梅酒・ビールなども製造しており、それらが試飲できます(一部有料)。又、本坊酒造はこの他にも鹿児島や屋久島・山梨にもあり、山梨は主にワインの製造をしています。鹿児島・屋久島は焼酎を製造していて幅広い展開でいろいろな種類のお酒を楽しめます。
キリンウィスキー富士山麓醸造
http://www.kirin.co.jp/entertainment/factory/gotemba/tour/
富士山にあるこの施設は風景も素晴らしく日本のアルコール業界を代表するキリンの飲み物を楽しむことが出来ます。工場見学も70分に及ぶガイドツアーでたっぷりウィスキーの歴史や製造を学ぶ事が出来ます。試飲も出来ますので見るだけでなく味も楽しめます。いろいろなキャンペーンやイベントも用意されているのでたっぷりウィスキーの世界に浸ることが出来ます。
無料のツアーはスタート時間も多く用意されているので参加しやすそうですね。
サントリー山崎蒸留所
http://www.suntory.co.jp/factory/yamazaki/
大阪にあるこの施設は日本を代表するウィスキー「山崎」を名称に日本ウイスキー発祥の地であるこの施設は日本ウィスキーを余すことなく体感できます。白州蒸留所同様テイスティングやライブラリーも充実しております。
ファクトリーショップではここでしか手に入らないレアな商品が手に入るので大変貴重な施設です。
終わりに
海外が主流と言われるウィスキーでも日本のきめ細かな技術により世界に通用する最高級のウィスキーが出来ています。
そしてそれを支える蒸留所も世界に通用する技術を裏付けています。そして現在見学もバリエーション豊かな見学コースを用意してたくさんの観光客を迎えてくれます。これは歴史を見せるというよりウィスキーをもっと身近にしたいという思いから生まれてきたと思われます。どの施設も予約が必要ですので早めに予約をされた方がいいと思われます。