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ちょっとした工夫で乗り切ろう!自分ですぐにできる室内の暑さ対策。

年々暑さを増す日本の夏。特に寝たきりの高齢者などは、熱中症により自宅で死亡してしまうケースもあります。

しかし一日中冷房をつけっぱなしでも、光熱費がかさみ大変ですよね。そこで、暑い夏を快適に過ごすために、リーズナブルにできる室内の暑さ対策をご紹介します。

いよいよ梅雨も明けて灼熱タイムに突入しましたので一般的なノウハウをおさらいしておきましょう。

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自分でできる室内の暑さ対策

自宅で使える暑さ対策グッズや方法を紹介します。

○扇風機用クールジェル「冷たいよう」 1000円

・冷蔵庫で冷やして、扇風機に取り付けるだけで簡単に室内の温度を1~3℃下げてくれる優れもの!
・お値段もリーズナブル。何度も使えて経済的。

お金をかけずに扇風機の風を冷風にしたい方は、

・扇風機の背面に濡れたタオルをかける
・凍らせたペットボトルを扇風機の前に置く
こちらの方法でもそのまま扇風機を回すより冷風が吹くので、効果的に室温を下げることができます。

○窓の外にすだれを下げる

・大きさなどによって値段はさまざまですが、100円ショップやホームセンターなどで手軽に手に入り、安い経費で暑さ対策できます。
・風通しは良いまま、日光による熱をさえぎることができます。

○電化製品から出る熱を減らす

 電化製品は使用中、熱を放出します。使わないものの電源は切る、コンセントを入れたままにしない、など、熱を防ぎ暑さ対策をしながら、節約にもなり一石二鳥です。

○風鈴を下げる

原始的と思われがちですが、風鈴は本当に効果があるのです!
風鈴の音=涼しい。と、思い込んでいる脳が、末梢神経に変化を与え、実際に体の表面温度が下がるのだそうです。
ただし、風鈴になじみのない世代の方や、外国人には効果が薄いという実験結果も出ています。

○うち水をうつ

ベランダや庭に水をまき、その水が蒸発する際に周りの熱を奪う気化熱の働きを利用した暑さ対策です。
ただし、水が蒸発する際、水蒸気になり、湿度があがります。湿度があがると体感温度は上昇します。
朝や夕方、気温が高すぎない時間帯に、日陰にまくことで、急な蒸発を防ぎ、湿度の上昇を防ぐと、より効果的です。
壁やエアコンの室外機に打ち水することで、室内の温度を下げることも可能です。

○インテリアに青を取り入れる

青は人に涼しさを感じさせる効果があります。
カーテンやクッションを青色に、変更が難しい場合は青色の小物を置くだけで、視覚で涼しさを感じることができます。

入浴時の暑さ対策

せっかく洗い流しても、すぐに汗が噴き出してしまい、ベタベタが不快な入浴を快適にする方法を紹介します。

○ハッカ風呂

ハッカには皮膚を冷たいと感じさせる作用があります。
お湯をはった湯船にハッカ油を4~5滴落とすだけで、ハッカ風呂の完成です。
ひんやりとしてスッキリ、ハッカ油入りのお湯で洗えば、肌や髪もさっぱりします。
 ハッカ油が手に入らない場合、ミント系の入浴剤でも、同じ効果が期待できます。

就寝時の暑さ対策

暑くて寝苦しい夜を、ぐっすり眠れる夜にする方法を紹介します。

○「接触冷感 快適 敷パッド」 3980円
 接触冷感性が高い、マイカ鉱石を蒸着したナイロン繊維が使われていて、熱を奪い冷却する効果があります。

ひんやりするパッドでは冷えすぎてしまうという方はこちらがオススメです。

○「竹シーツ」 シングルサイズ 3401円
 竹のチップをつなぎ合わせた簀子状のシーツです。
・布団の上にひくだけなので手間いらずです。
・竹が熱を放出、また、通気性もいいので、体の熱を逃してくれます。

○アロマオイルを使う
 ミント系の香りをかぐと、体感温度は4℃も下がります。
 寝苦しい夜は、お部屋や寝具にペパーミントをスプレーするだけで、不快を解消し、涼しさを感じることができます。

オフィスでの暑さ対策

オフィスでも使える暑さ対策グッズを紹介します。

○保冷サポーター タウンクール 6480円

・背中の部分に保冷剤が入ったサポーターです。
・結露しにくく、冷やしすぎない保冷剤なので4時間ほど連続で着用可能です。
・400グラムと軽量なので、お仕事中も着用でき、背中にフィットしたサポーターで体を冷やし、快適に過ごすことができます。もちろん、ご家庭でも使用可能です。
・保冷材は一晩で冷凍可能、何度も繰り返し使えて経済的です。

○携帯型(首かけ)扇風機 「マイファンモバイル 1015円

・上向き送風で首、顔を冷やします。
・電池も含めても140グラムと軽量、薄型なので、首に負担が少なく、首から下げたままお仕事できます。
・首からぶら下げるのが気になる方は、卓上で使えるスタンド、安定補助クリップつきなので、デスク置いて使うことも可能です。

○ペット用冷却マットを足元に
 足元に置くだけなので、場所も取らず、便利!
 靴を脱いで冷却マットの上に足を置き、足の裏から冷やせば、すっきり爽快。デスクワークの効率もあがる?かもしれません。

食べ物、飲みもので暑さ対策

体の外側だけでなく、涼しくなる食べ物を食べて、体の中から暑さ対策をしましょう。

○体を冷やす効果のある食材

・マンゴー、バナナ、パイナップル
南国産のフルーツは体を冷やす効果があります。

・トマト、きゅうり、なす
 夏野菜は体を冷やす効果があります。

○体を冷やす効果のある飲み物

・コーヒー
・緑茶
・ビール

これらに多く含まれるカリウムは、利尿作用があり、尿を排泄する際に体内の温度が下がります。

ただし、水分不足は脱水症状の原因にもなりますので、とりすぎに気を付け、水分、塩分はこまめにとるように心がけてください。

○体を冷やす食べ物
・熱いもの
・辛いもの

暑い夏は冷たいものを食べがちですが、食べすぎると汗をかきにくくなり、また、体温調節機能を低下させてしまいます。
発汗作用のある熱いもの、辛いものを食べて、あせをかくことで、体温を下げることができます。

室内における暑さの対策方法をいくつか紹介しました。
リーズナブルに手軽にできるものばかりですので、すぐにお試しいただけると思います。少しでも室内温度を上げ、快適な夏をお過ごしください。

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