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スマホやタブレットは大丈夫?コンピューターウィルスのチェック方法や注意シグナル

インターネットは非常に便利なものですが、ネットが広く普及した昨今、コンピューターウィルスの増殖も速まっていると言われています。

もしかするとお手元のパソコンは、ウィルスに感染してはいないでしょうか?それを確かめるためには、ウィルスチェック(ウィルススキャン)が有効です。スマホやタブレットにまでもその勢力が広がってきているコンピューター・ウィルス。一通りの傾向を把握しておきましょう。

また、アイキャッチ画像はジョークですので気になさらず… m(__)m

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コンピューターウィルスとは

「コンピューターウィルス」とは、コンピューターに勝手に侵入し、意図的に何らかの「悪さ」をするように作られた、特殊なプログラムのことを指すと言われています。
メッセージや画像を表示するだけのものもあれば、例えばハードディスク上のデータを削除してしまうような、危険度の高いものもあるようです。

近年のコンピューターウィルスは、画像を表示させるなどのわかりやすい症状を見せず、感染に気づくのを遅らせようとするものが多くなっているようです。また、日々新しいものや、既存のものの亜種が誕生しているとも言われています。

電子メールやウェブサイトの閲覧などによって感染するもののほか、USBメモリなどのリムーバブルメディアを通して感染するウィルスもあるようです。オフライン環境だからといって、ウィルスに感染しないと言い切ることはできません。

コンピューターウィルスの被害内容には、様々なものがありますが、ウィルスに感染したために、パソコン内部の個人情報が流出してしまったり、パソコンを遠隔操作され、乗っ取られてしまったりと、大変な事態を引き起こしてしまうケースも聞かれます。
また、ウィルスに感染したパソコンを使い続けていると、自分にとって不利益なだけではなく、他のパソコンにウィルスを感染させてしまうこともあります。
他人にウィルスによる被害を広めないためにも、パソコンがウィルスに感染していないかどうか、ウィルスチェックを行うことは、非常に重要だと言えるでしょう。

ウィルスチェックの方法

ウィルスチェックをするためには、いくつかの方法があります。

最も確実なのは、有料のセキュリティソフトをインストールすることでしょう。ウィルスが発見された場合は、そのまま駆除してもらうことも可能です。
デメリットとしては、ソフト自体が有料なため、費用がかかることや、インストールやスキャンに時間がかかることが挙げられるでしょう。しかしその分、精度にも期待することができそうです。
自身のコンピューター環境に合っているかどうかを確かめるため、まずは無料の体験版を使ってみるのもいいでしょう。

有料のものだけでなく、無料で使うことのできるスキャンツールもあります。そのようなツールを使うことも、一つの手段として挙げられるでしょう。
ただし、やはり有料のものと比べると、若干精度は劣ってしまうようです。また駆除ができないため、ウィルスが検出された場合は、駆除ができるソフトをインストールする必要があるでしょう。

ツールをインストールせずに、オンラインでウィルススキャンができる、オンラインスキャンを利用するという方法もあります。
オンラインスキャンができるサービスはいくつかありますが、いずれもすぐに利用できるよう、ブックマークしておくといいでしょう。
やはり駆除をする機能はないため、ウィルスに感染していた場合は、駆除するためのソフトが必要になります。

なお、OSやセキュリティソフトは、常に最新の状態にしておくことが大切です。
OSなどに不具合が見つかった場合は、アップデートによって改善することができます。
しかしアップデートを行っていないと、その不具合がある場所を突かれて、ウィルスに侵入されてしまう恐れがあると言われています。
なお、セキュリティソフトを装った、偽のセキュリティソフトによって、コンピューターウィルスの被害を受けてしまうこともあるようです。信頼できる正規のソフトかどうか、あらかじめ確認しておく必要があるでしょう。

こんなことがあったら要注意?

コンピューターウィルスへの感染が疑われるとされる現象が、いくつかあると言われています。
必ずしもウィルスが原因だとは限りませんが、以下のようなことがあったときには、念のためウィルスチェックをしてみてはいかがでしょうか。

・パソコンの操作速度が遅い
ウィルスに感染しているパソコンは、通常のパソコンよりも操作速度が遅くなることがあると言われています。

・通信速度が遅い
ウィルスが普通の通信以上のデータを流出させるため、通信速度が遅くなることがあるようです。

・OSやウィルス対策ソフトのアップデートができない
コンピューターウィルスが、自分が削除されることを防ぐために、通信を妨害することがあると言われています。
また、ウィルス対策ソフトの公式サイトなど、特定のウェブサイトに接続できなくなってしまったり、アップデートをしたら、パソコンが立ち上がらなくなってしまったりすることもあるようです。

・急に迷惑メールが届くようになった
ウィルスによって、メールアドレスが流出してしまった疑いがあります。その場合、自分だけでなく、自分のパソコンにアドレスが入っている人にも迷惑がかかってしまうかもしれません。
メールアドレスだけでなく、クレジットカード情報や、オンラインショッピングなどのアカウントが流出してしまうこともあるようです。クレジットカードの不正利用なども、ウィルスを疑うきっかけとなり得るでしょう。

スマホやタブレットに感染することも

ウィルスに注意が必要なのはパソコンだけではありません。スマートフォンやタブレットも、ウィルスに感染することがあると言われています。
パソコンのウィルスチェックと共に、このような端末のセキュリティ環境を見直してみてはいかがでしょうか。

ソフトだけでなく、自分が注意することも大切

コンピューターウィルスの被害を防ぐためには、ウィルスチェックを適切に行ったり、OSやセキュリティソフトを最新の状態に保ったりする必要があります。しかしそれだけでなく、自分自身の行動にも注意が必要です。
例えば、不審なウェブサイトを閲覧しない、差出人不明のメールや添付ファイルを迂闊に開かない、信頼がおけるかどうかわからないフリーソフトをインストールしない、などです。

どんなに優秀なセキュリティソフトをインストールしていても、自分の行動がウィルスに感染させるための要因になってしまっては、パソコンを安全な状態に保つのは難しいでしょう。

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